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ゲキシネ「朧の森に棲む鬼」
JUGEMテーマ:映画

今回のネタは昨年見たけど、まだ劇場公開しているので紹介するネタ。
作品名は「朧の森に棲む鬼」
劇団☆新感線が、昨年末〜今年の正月に新橋演舞場で公演した演劇作品を
デジタルハイビジョンで撮影・編集した「ゲキシネ」というジャンルの映像
作品である。
ゲキシネに関しては、今年の3月に新宿のシネコン「バルト9」のこけら落し
作品として何作か公開され、そのうちの「髑髏城の七人(アカドクロ・アオ
ドクロ)」という2作品を見に行ってきている。

元々、最近は人気劇団の作品はDVDやビデオで映像化され、販売されている
んだけど、このゲキシネはその演劇DVD販売元のイーオシバイという会社に
よる豪華版といった雰囲気のある作品なのだ。


普通、演劇をスクリーンで見ると、ライブ感が損なわれてちょっとなあ、
と思う人も多いと思うんだけど、(やっぱり、生の舞台の空気を共有して
いる感じって捨てがたいし)、今回の新感線などのチケット購入が超難関な
人気劇団の場合、次善の策として、こういう形で劇場で見るのも一つの方
法だと思う。
しかも今回は全国数箇所の劇場で同時に見られるらしいし。
ちゃんと劇場でも笑いが起こっていたしね。

演劇ファンとしては、こういう形ででも、いろんな人が演劇に触れられる
のはいいなあ、と思うし。
今回の劇団☆新感線の場合、脚本を書いている中島かずきが、ちょっと前
にTVで放送されたロボットアニメ「天元突破グレンラガン」のシリーズ構成
や脚本を担当していたらしいので、そういう人たちにも興味を持ってもら
えるいい機会だと思うし。(その代わり、チケット入手の競争率は更に上昇
してしまうというジレンマも抱えるわけだが)

で、今回の作品の場合。
主人公が市川染五郎、脇を固める役者が阿部サダヲ、古田新太、高田聖子
小須田康人(元第三舞台で個人的に好きな役者)、などなど、実力派が揃っ
ているし、物語も染五郎が、悪に染まってやがて王の座に上り詰める役を
演じきっていて大満足。

特に今回の作品は、いのうえ歌舞伎と呼ばれるジャンルなんだけど、今ま
で以上に、染五郎の歌舞伎役者としての身体がよく舞台に映えている感じ
で。

ただ単に舞台作品を映像化しただけではなくて、おそらくはフィルムでは
なくデジタル方式の上映でクリアな映像と、ドルビーの立体音響システム
での再現は、劇場にいる以上に臨場感を感じる場面もあると思うし。

物語自体の元ネタは、源頼光が大江山の鬼、酒天童子を退治した話を元に
しているんだけど、主人公の名前をそこからもじって、嘘で塗り固められ
た男の意味でライ(Lie)にしているのが上手くひねっているなあ、と思う
し。(だから古田新太がどこかでライ公(頼光)と呼ぶ場面があったりして)

という事で、劇場映画としては、異例の長さの3時間弱、しかも途中休憩
ありなんだけど、時間の長さを感じることなく、充分に堪能できました。
今回の作品、バルト9では、通常料金大人2500円なんだけど、suica(or
pasmo)で決済した場合には、500円引きの2000円で鑑賞できるそうです。
なかなか普段演劇を見る機会のない方にもオススメの作品です。

と、ここまでが以前書いた内容で。
今回このネタを掘り起こしてきたのは、ほぼ日刊イトイ新聞でUPされた
「朧の森に棲む鬼」の、糸井重里と主演の市川染五郎の対談が面白かった
から(今度販売されるDVDのオーディオコメンタリー用らしい)。
内容は>>こちらより


| 映画・演劇 | 15:47 | comments(0) | - |
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