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レオナルド・ダ・ヴィンチ展
金曜日の夜、上野の国立博物館に「レオナルド・ダ・ヴィンチ〜天才の実像〜展」
を見に行ってきた。
今回は、イタリアのウフィッツィ美術館で行なわれたダヴィンチの軌跡
を展示した展覧会を再構成したものと、同じくウフィツィ美術館所蔵
の「受胎告知」が展示されている展覧会で。

ウフィツイ美術館で行なわれた、ダヴィンチの天才の秘密、みたいな
展覧会については、昨年の映画「ダヴィンチコード」にちなんだTV番組で
ちょこっとだけ見たことがあって。
ダヴィンチといえば、膨大な手稿と呼ばれる人体の解剖図だったり、
自然現象や彼自身の発明品のアイデアを手書きで書いたノートが有名
なんだけど(一昨年には、六本木ヒルズでビルゲイツの持っている手稿
が公開されて見に行ったし)、今回の展覧会では、その手稿に描かれた
発明品や、彼の有名な絵画作品である「最後の晩餐」から立体を起こして
検証を行なっていて。

面白かったのは、ダヴィンチの業績をいろんな角度から検証しているん
だけど、中でも一番面白かったのは、彼の絵画に隠された秘密に関する
映像作品だった。

特に、今回展示されている「受胎告知」について、迫った検証番組が
ことのほか面白くて。
今回の展覧会では第1会場に「受胎告知」、第2会場にその他の展示があり
最初に受胎告知を見ちゃったんだけど、これだったら先に第2会場で
種明かしをしてもらってから、もう一度本物を見たかったなあ、なんて
思ったり。
ヒントは、右側斜めから絵を見ることらしいです。

で、その本物の「受胎告知」について。
これまでにも、何回か、「受胎告知」は例えばTV番組だったり、昨年行な
われた「ダヴィンチ展」でのハイビジョン撮影による復元画像だったり、
はたまた今回の展覧会の告知ポスターなどで、見てはいるんだけど、
本物とコピーでは当たり前の話かもしれないけれど、迫力が全然異なっ
ていて。

絵が思いのほか小さいことにはビックリしたんだけど、それ以上に
驚いたのは、色の鮮やかさで。
この絵って、おそらくは補修はされていると思うんだけど、でも基本的
には、今から500年以上前にダヴィンチが書いた絵、そのまま、な訳で
すよね。

500年経っても鮮やかな色が残っていることにも驚かされるけれど、
20代のダヴィンチが描いた絵がそのまま残っていて、500年後に東京で
見ることができたっていうこと自体が、すごいことなんだよなあ、と
いう気がするのだ。

こればっかりは、どんなに今後撮影技術や、コピー技術が精密になった
としても、やっぱり本物の持つ質感には及びもつかないんだなあ、と
思うのだ。

それまで見てきた「受胎告知」の(コピーの)絵だと、何となく絵の持つ
うそ臭さみたいなものがあまり好きではなかったのである。
それは例えば、天使の背中から生えている翼のリアルな感じが逆に
浮いている感じがしたりとか、二人の間の空間が何となく白々しい感じ
に感じられたりとかして。

でも、実際に本物の絵を見るとそういう感じが不思議としなかったんだ
よね。
天使の翼についても、そこだけ浮いている感じがしなくて自然に見る事
ができて。

もしも今回、生でこの絵画を見ることがなければ、おそらくはダヴィン
チがこの絵にしたとされる工夫についても、単なるトリビアな知識で
終わってしまったと思うんだけど、実際に見たという感動のおかげで
その感動と共に記憶に留めておける気がするし。

惜しむらくは、今回ほど時間が足りないと思ったことがなかった事だろ
うか。うーん、もっと色々と細かいところも見ておきたかった。
またもう一回、開催期間中に見に来るチャンスがあったら、見に来よう
と思います。
これだったら1500円は惜しくないと思うし。
| アート | 10:31 | comments(0) | - |
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