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オルセー美術館展
日曜日、上野の東京都美術館で開催されている、オルセー美術館展
見に行ってきた。
今年の1月から開催されているんだけど、前回2月に行った時にはもの
すごい行列にビックリしてやめちゃったのである。
今回は、桜も開花して上野の山は大変な混雑が予想されたんだけど、
当日は雨という事もあり、またこの日しか多分来られる機会がないかな
と思ったので、意を決して行ってみることに。
実際に来てみると、混雑はしていても、我慢できないという事はなく。

オルセー美術館は、パリにある美術館で、ちょうど私が好きな(という
より日本人に一番人気があるらしい)印象派以降の作品を数多く所蔵
しているらしく。

昨年あたりの日本のCMでも取り上げられた、マネによる「すみれのブー
ケをつけたベルト・モリゾ」やセザンヌの「サント=ヴィクトワール山」
などが、今回の目玉であるらしい。

といっても、私の場合、展覧会に行った時って有名無名にこだわらず
(って、ここに展示されている作品は全部有名なんだと思うけど)、自分
好みの作品を見つけ出す、というのが一番の楽しみで。

今回の展覧会で、一番私の印象に残った作品は、シスレーの「洪水と
小船」という作品だった。これは絵葉書が売っていたのでここでアップ
させていただくと。

こんな感じ。

生の絵はちょっと違った印象なんだけど、多分私の場合、光と影の感じ
がいいなあ、と感じるんだと思うのだ。
写実的な絵って、そんなの写真があるからいいじゃん、という意見は
あると思うんだけど、絵画の場合って、真っ白なキャンパスに、画家が
自分の手で絵の具を調合して、絵筆で色を置いていかなければ、その
風景というのは現れないわけだよね。

それにどんなに写実的、とはいってもやっぱりそこにはその描き手で
ある作家の個性というか肉体を通して現れるものがあるんじゃないの
かな、という気がして。

例えば、今回の展覧会でも、点描で有名なスーラ(この人の絵は最近
シャープの液晶TVのCMでも取り上げられていたけど)をはじめとして
様々な点描の表現を行なった作家の作品が展示されていて。

その違いが面白いなあ、というか点描による作品って、カメラでいえば
ソフトフォーカスとか、様々なフィルターを使って表現されるものを、
その人の目と脳のイメージ力によって表現されていて、それが人それ
ぞれ表現方法が異なることが面白いなあ、と思ったのだ。

今回紹介したこの絵の場合、建物の壁がまっすぐ建っている感じとか、
そのひさしの影のつき方が、この場所の空気の雰囲気を感じさせてくれ
るのが、自分にとってのツボなのかもしれない。
なんていうのか、生の絵の前に立った時に、画面の中の世界が拡がる
感じがするのが心地いいのである。

他にも数点、自分のお気に入りの作品はあったんだけど、それらの作品
は残念ながら絵葉書では販売されておらず、また目録にチェックするの
を忘れてしまったので、作品名が確かではないのが惜しいけど。

ただ、その絵を見たという経験は自分の中に記憶されたので、また
いつかその絵を見たときにはその質感がよみがえってくるのかも、
しれない。
なんにせよ、久々の眼福のひと時でした。
| アート | 22:26 | comments(0) | - |
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