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真夏の美術館巡り
日曜日、美術館をはしごしてきた。
行ってきたのは、東京駅八重洲口にあるブリジストン美術館と、
皇居東御苑にある三の丸尚蔵館と、竹橋にある国立近代美術館

このうち、東御苑にある三の丸尚蔵館は、以前書いた伊藤若冲の
動植綵絵が今回展示してある所で、今回最も行ってみたかった所
なんだけど、そこに行くに当たり、大手町から入るなら、ついでに
東京駅の反対側にあるブリジストン美術館にも行ってみようと思った
のである。ちょうど夏季限定の「なつの常設展示」というのをやって
いるみたいだし。

国立近代美術館は、たまたまアド街ック天国を見た後にテレビ東京の
「美の巨人たち」を見ていたら、倉敷にある大原美術館とのコラボを
やっているのを知り。昔、倉敷に行った時に大原美術館に行って
結構感動したことを思い出したので、ついでに行ってみることに。


ということで最初のブリジストン美術館。
正直、そんなに期待はしてなかったんだけど、いえいえ、なかなか
どうして大した品揃え?で。

あ、この絵知ってる、と思った絵も結構あって。
マネのオペラ座の仮装舞踏会とか、モネの睡蓮の池とか、シスレー
の森へ行く女たちとか。
生で見るのは初めてだったので、やっぱり生の絵の迫力は違うなあ、
なんて思ったのである。

名画って、たとえばTV番組とか、もしくは画集なんかで見る機会は
多いし、そういうのを見て知った気になるんだけど、たとえば写真
に撮られた絵と、実際に描かれた、画家のタッチも生々しい生の絵
では、やっぱり受ける印象って、結構違うんだなあ、と思うのだ。

私の場合、絵に関する知識は皆無なので、美術館に行った場合には、
自分の第1印象だけを頼りにして、好きな絵の前では飽きるまで、
そうでもない絵の場合には、スッと通りすぎる事にしている。

やっぱりね、好きな絵の方が、脳から出てくるドーパミンという
快感を感じる脳内物質だって沢山分泌されている様な気がするし。

美術館なり美術展に行って、その中で1点か2点でも自分の好きな絵を
発見できたら、それだけで元を取ったというか、得した気になるので
ある。

今回ブリジストン美術館では、先ほど書いたモネの睡蓮の池の絵も
好きな作品だったんだけど、今回一番私が長く立ち止まっていたの
は、やはりというか、ゴッホの風車の絵の前だった。

これはゴッホだから、というのもあるのかもしれないけれど、今まで
私が見たことのあるゴッホの絵とも少し印象が違っていて。
なんというか、たたずまいの感じがいいなあ、という感じなのだ。

個人的には、画家のタッチが残っている絵の方が、その人の息づかい
みたいな物が感じられて好きなのかもしれない。

2館目は、丸ビルのクアアイナでハンバーガーを食べた後で、皇居
東御苑内にある三の丸尚蔵館へ。
ここは、元江戸城の本丸があったところで、三の丸は文字通り、三の
丸があった場所。

目当ての若冲の動植綵絵もわかりやすい位置にあり。
っていうかですね、前回の国立博物館で展示されていた物は、
アメリカ人のコレクターが所蔵していた物なんだけど、やっぱり
物が違うな、という感じで。

宮内庁で修復が行われた後だからかもしれないんだけど、色がとても
鮮やかで。
若冲って、絹の上に絵を描いているんだけど、なんか絵の具にする
顔料にも金に糸目をつけなかったのか、色の複雑さが素晴らしくて。
この直前にフランス印象派の絵を見ていたからかもしれないけれど、
この色の鮮やかさや、描写の細やかさは、西洋にはないものだなあ、
という気がして。
だって、鶏の羽根とか、本当に羽ばたきそうに見えるし、鯛の絵の
腹のあたりのウロコの光り具合とかも、絵とは思えないくらいに
生き生きとしてリアルな感じで。
いや、本当、良い物を生で見させていただきました。
これも写真やTV映像ではその真価には気がつかなかったと思うし。

ということで洋の東西の名画を目にして、眼福という感じでした。

3館目の国立近代美術館はですね、ええと、それまでに好きな絵を
たっぷり見てしまったので、正直お腹いっぱいって感じだったん
ですが、岸田劉生の「麗子像」とか、藤田嗣治の戦争記録画などが
見られたのが、思いもかけず新鮮な感動で。

ついでに常設展の方に、ちょっと心を動かされた作品があったのだ。
ということで続く。
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