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ほぼ日手帳の秘密
ほぼ日手帳の秘密―10万人が使って、10万人がつくる手帳。
ほぼ日手帳の秘密―10万人が使って、10万人がつくる手帳。
山田 浩子, ほぼ日刊イトイ新聞


今回紹介するのは、一冊の本と手帳。
それが「ほぼ日手帳の秘密」と、「ほぼ日手帳」
実は、私もこの1年、ほぼ日手帳を使い続けていたのである。
この日記をお読みになられた方はたぶん気付くように、私は「ほぼ日刊
イトイ新聞」の愛読者である。もしかするとファンなのかもしれない。
ただし、ファンだから無条件にほぼ日手帳を(グッズを買うように)
買って愛用している、という訳ではなく。

ただ単純に、この手帳、使いやすいのである。
私は、結構文房具が大好きな人間で、時々、用もないのに東急ハンズや
ロフトや、銀座の伊東屋をぶらついたりしている。

そこで気になった文具はまず、使ってみるし、またノートとか、手帳や
リフィルなんかにも、ちょっといいかも、と思うと思わず手を伸ばして
しまう。大半は使い切らずにそのまんまになってしまったりもするんだ
けど。

私がほぼ日手帳を使う前は、5穴のA6だっけ?のミニシステム手帳を
ずっと使っていた。
月間スケジュールと、週間スケジュールのお気に入りのリフィルを使って
それに、同じサイズのメモパッドを持ち歩き、気がついた事はメモして、
そのままバインダーにはさむ、という使い方をしていたのである。

この方式、一番大変なのは、毎年毎年、リフィルを入れ替えて整理しな
きゃいけない事である。
そのまんま、捨てるのはもったいないし、かといって見返したりするほど
有効に使えていた訳ではないし。
その度に、整理用のバインダーを買うのも、何だかなあ、と思っていた訳
ですね。

ただしそれが昨年になって、ちょっと変わってしまったのは、その自分が
気に入っていたリフィルと、メモパッドが発売中止になってしまったらし
く、今年の分が手に入らなくなってしまった事だった。

そこで、来年の手帳はどうしようかなあ、いっそのこと携帯をPDA代わり
に使えばそれでいいかなあ、と思っていたときに、ロフトでほぼ日手帳を
実際に手に取るチャンスがあり。

で、あ、結構使いやすいかも、と思い、今年1年試してみよう、と思って
今に至る。
でもね、ほぼ1年間使ってみて、本当にこの手帳、使いやすいのである。

ほぼ日手帳の特徴については、サイトの方が詳しいので、興味を持たれた
方はそちらを参考にしていただくとして。

個人的に気に入ったポイントは、3つある。
一つは、バタフライストッパーといって、二つに分かれたリングにペンを
さす事で手帳が開かなくなること。ペンの持ち運びに便利だし、また
かばんの中で手帳が勝手に開くこともなくなる。

もう一つは、やっぱり、180度パタンと開くこと。
ほぼ日手帳は、1日1ページという構成になっているんだけど、パタンと
開くことで、いつでも使いやすいし、参照しやすくなっていること。

そして3番目は、そのデイリーページが、薄い方眼のメモリがついている
ことと、予定を書き込むスペースと、フリーのメモスペースに分かれて
いること。

だから左側の予定スペースには、その日のスケジュールが書き込めて、
右側のフリースペースには、その日に思ったことや、本やTV番組を見て
印象に残ったこと、はたまたお店の連絡先など、その日の活動が書きこめ
るようになっていて。

で、このその日に思ったことをそこに自由に(充分なスペースに)書きこ
める、というのが結構重要なポイントで。

「ほぼ日手帳の秘密」の中でも、糸井重里が語っている事と重なるんだけど
人間、後からメモに走り書きした事を思い出したり、それがどこに書いて
あったか、ということを思い出すときに、時系列で検索できるのが一番
早いんだ、ということがこの手帳を使うようになって改めて感じることで
あり。
また、手帳自体がある程度の大きさを持っているので、後からパラパラと
振り返って見るときでも、どこに何が書いてあるのかが、すぐに見つけ
やすいのである。

これまた「ほぼ日手帳の秘密」の中でも、糸井重里が語っているように、
私もこの手帳を使うようになってから、読み返すことが多くなったので
ある。

ついでにその日食べたものを、上のTo Doリストを使って書き込んだり、
はたまた読んだ本のタイトルを書いたり、簡易出費メモに使ったりして
いるので、この1年の私の赤裸々な行動を、この手帳は全て知っていると
いうことにもなり。

そう考えると、この手帳は誰にも見せられないし、知られちゃいけない
もののような気もしてきたが。
まあ、別にそんな秘密の生活を送っている訳ではないけどね。

でも、その意味で言えば、この手帳はもう一人の自分みたいなものかも
しれないし、手帳を使うこと自体が、自分とのコミュニケーションの一つ
の方法なのかもしれない。

糸井重里自身は、「ほぼ日手帳の秘密」の中で、こう語る。


手帳のよさっていうのは、自転車のようなものだと思うんです。

自転車って、自動車ほど遠くには行けないけれど、自分の行動範囲は、
軽く倍くらいにはなりますよね。子どものとき、自転車が自分のものに
なったときのショックってすごかったでしょう?隣町まで行けちゃうし、
隣町を通り越してその隣の町くらいまで平気で行けちゃう(略)。

大げさにいうと、それは生きる範囲を変えてしまう。ネットワークを
変えるわけだし、発想そのものを変えることだと思うんです。行ける範囲
が延びる。出会う人が増える。それを前提に、また新しいものごとを考え
ることができる。(略)

人と道具の関わりについて考えるとき、「子どもにとっての自転車」という
のは理想のひとつだと思うんです。見る景色の新しさとか、爽快感とか、
「オレは速い!」って思う感じとか、感覚の部分まで含めて、道具が、人力
の枠を広げるっていうのかな。そういうことが、ぼくの手帳やメモについ
ての考え方の根本としてあります。



「ほぼ日手帳の秘密」は、ほぼ日手帳についての本で、ほぼ日手帳を実際に
使っている人たちのサンプルを多数掲載している。それは、人の秘密を
のぞく、みたいにちょっと楽しい事である。

現在、書店に行くと、仕事ができる人の手帳術、みたいな本が沢山並んで
いるけれど、この「ほぼ日手帳の秘密」に、そういう仕事が出来るための
ノウハウを学ぼうとしても、徒労に終わってしまうかもしれない。

でも、手帳との付き合い方は、人それぞれの一番使いやすいやり方があれ
ばいいんだと思う。
人それぞれ、こだわりがあるからこそ、手帳に何かを書き込むことが
楽しかったりするような気がするし。

私の場合、今後このほぼ日手帳が何冊かたまった時に、文庫本の本棚の
秘密の場所に置いといて、時々読み返してみるのも面白いかなあ、なんて
考えて、来年もまたこの手帳を使ってみようと思っている。

ちなみにほぼ日のサイトで、今日より「ほぼ日手帳」の追加販売が開始
されているので興味を持たれた方は是非。
もしくは、まだ、全国のロフトでもあるかもしれないので、一度
手にとってみたいと思う人は、行ってみてもいいかもしれない。

| 読書 | 01:04 | comments(2) | trackbacks(0) |
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| - | 01:04 | - | - |
はじめまして。
私もHarryさんと同じく、今年1年間ほぼ日手帳を使ってみて、気に入ったので来年分を注文した口です。
ずっと6穴のシステム手帳を使っていましたが、真ん中のリング部分が邪魔。そして、けっこう破けやすいということで、昨年試してみることに。もし使い勝手が悪くても、ケースを文庫本カバーで使えればいいやってことで。
ほぼ日手帳はほんとうに使いやすいですよね。来年度版は、不満があったアドレス帳昨日がバージョンアップされて、ますますうれしいです。
ロフトで買おうと思っていたけど、店頭でばら売りはしてないことを知らなくて、あわてて追加注文でネット購入しました。
昨年買った赤い皮のカバーがいい色になっていくのが楽しみです。
| qimangul | 2005/12/17 11:17 AM |

>qimangulさん
コメントありがとうございます。
そうそう、システムダイアリーって、真ん中のリングが書き込む
時に邪魔ですよね。

確かに、革のカバーは継続して使っていれば、どんどんいい色に
なっていくんでしょうね。そういう方法もあったかあ、と。
自分はオレンジ色のナイロンカバーにしてしまったので、再来年
は、自分も革にしてみようかな、なんて思いました。

サイトを拝見しましたが、読んだ本が重なっているのが多くて、
ちょっとうれしかったです。
| harry | 2005/12/17 10:19 PM |










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